養鶏の縮小と加工品への取組

2010年1月(FB投稿記事)

安心して使える鶏糞の自給が大前提で始めた採卵養鶏。

初生(卵から孵ったばかりの)ヒナの育雛は大変なことも数え切れぬほどありますが

それ以上に充実感があり、貴重な体験でありました。(何よりヒナのかわいらしさといったら!)

また冬の時期の貴重な収入源にも。

自家発酵飼料の「より安全な国産の原材料」を追求し、農薬を使用しない、または減農薬の(規格外)米の配合を徐々に増やし、輸入の穀物であるトウモロコシ(PHF・非遺伝子組み換えではありましたが)の配合を減らしていきました。

その結果。
野草が豊富な時期はいいのですが冬場に黄味の色が極端に薄く、レモン色になりました。

いわゆる卵の黄身の色を期待される(なるべく濃いほうが栄養価が高いと思っておられる)消費者の理解が得られず、売れ行きに影響が現れました。
えさに、色のつくもの(パプリカパウダーなど使用されることが多いようです)を混ぜる方法もありますが趣旨に反するので採卵養鶏は縮小、現在は小羽数のみです。

もともとの目的である鶏糞の自給分は十分にたまったこと(ほしい方にお分けしてもまだ十分ある)、
そもそも鶏糞の使用量が年々減っていることもあります。

約10年。そろそろ次のことに取り組むべきかなと言う気持で、

「めいちゃんとみちくさ」自家産の農産物の加工に取り組み始めました。