新聞紙のおふとんに包んで

野菜セットをヤマト運輸宅配便でお届けしておりますが、

野菜の美味しさ(鮮度に大きく左右されると考えます)をいかにしてキープしお届けするか?は、大きな課題です。

大きめサイズの段ボール箱を使用しているのも、その理由のひとつ。

NPO土といのちのブログから許可をいただき写真を拝借しています

まず古新聞で段ボール中面の天地と周囲に何重かの壁を作ります。

これは、外気温の影響を最小限にするため。

集荷が15時~17時と幅があるために、気温の高い時期には集荷までの気温が心配であることと、クール便での運送中に過度の冷気に晒されることが稀にあり「冷凍やけ」の恐れが僅かながらあるためです。

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新聞紙のおふとんができたら、そこへ野菜を入れてゆきますが、10年ぐらい前(2012年~)からは野菜の袋をさらに新聞紙で包む、という方法を採用しています。

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気温が高かったのでこの時には、防曇加工袋に入れています
特に鮮度が気になるものはキッチンペーパーで包んでから袋へ

野菜用の袋について。
市販されている野菜は大抵、透明度の高いパリッとした風合いの袋に入っています。
「防曇加工袋」と呼ばれるもので、曇りにくくするための加工が施され(界面活性剤の一種と思います)鮮度が保たれること、見た目のよさから広く一般に使用されています。

谷川農園も、上記の理由(鮮度保持)にて、店頭に並べる場合はこの袋をやむなく使用しております。

個人のご自宅へ野菜セットを直送する場合には、ご希望が多いことから、防曇加工ではない未加工の袋(薄手のポリエチレン袋)使用を基本としております。
芋類・根菜類・玉ねぎ・にんにくなどの野菜や果実については、ポリ袋ではなく新聞紙に包むことが多いです。

ただし、未加工の袋(薄手のポリエチレン袋)をご希望の場合でも
①お受け取りの時間帯(発送からお届けまでの時間が長い場合など)
②日中の気温(普通便発送の場合、およびクール便発送の場合でも、集荷の車に載せるまでに箱の中の温度が上がる場合があるため)
③野菜の種類(鮮度の落ちやすいもの)
①~③の理由により、鮮度保持のため、当方で判断し、臨機応変に防曇加工OPP袋に入れる場合もありますのでご了承ください。

資源節約のため、再利用品の段ボール箱・梱包材には古新聞を使用いたしております。

お気軽にご注文いただけるよう、セットの価格をなるべく抑えるため、という理由もあります。
(「NPO土といのち」の会員さんにつきましては、段ボール箱の回収・再利用へのご協力、まことにありがとうございます!)

包装資材について、またほかのことについても、どうぞお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォームから、もしくはSNSメッセージから、よろしくお願いいたします。

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