9月になりました。
お盆過ぎから少しずつ涼しくなり朝晩は肌寒いぐらい。今年の夏も、もうすぐ終わりかなぁ。
思えば長い長い梅雨のあと一転して猛暑となり、お盆に台風10号が通った後は、雨の日が多くて一気に駆け抜けるような短い夏。
毎年、似たようなことを言っているような気もしますが。
さて、この季節にうまい具合に原材料がそろったので(去年は果菜類が不作で作れずじまいだった)チャツネをつくりました。
夏のおわりにひたひたと押し寄せる、切ないような物悲しいようなこの感じ。うまく言葉には言い表せないまま、毎年やり過ごしてきたのですが、つい先日、何とも筆舌に尽くしがたい、まさか、という哀しいお別れがあり、ふと思い出してはじわりと涙ぐんでしまう、ということを繰り返しております。
日頃の感謝の気持ちをしっかりとお伝え出来ぬままの突然のお別れでした。
とても表情の豊かな方だったのですが、なぜか思い出すのは笑顔ばかり。
朝に降っていた雨がお見送りのときには上がり、道端に植えてある向日葵を見て、ああ向日葵のような存在の方だったなぁと。
この夏に、とてもよく聴いていたこちらの曲が、たいへんココロに沁みます