完熟梅のジャム。
めいちゃんとみちくさの原点でもある
瓶詰め(谷川農園めいちゃんとみちくさ)
黄色く色づき芳香を放つ完熟梅を贅沢に使うため、よい香りに癒されながらの下ごしらえはとても幸福な時間。
完熟梅の何とも言えないあの、ふくいくたる香りがとんでしまわないよう、慎重に見極めつつ苦味や渋みを抜きます。
言葉で書いてしまえば、「下ごしらえした梅をゆがき、お鍋ごと冷まし、冷めたら水切りして苦味が残っていれば水を替え、さらに晒す」という簡単なことなんですが、晒す時間が長いと香りがとんでしまい、短すぎると苦味の強いものになってしまう。
梅の熟度も見極め(熟し過ぎたものばかりだとペクチンの働きが弱いので完熟一歩手前のものもミックス)絶妙のタイミングで苦味抜き、と、このあたりはもう経験値と、感覚を研ぎ澄ませるしかありません。
真剣に、丁寧に、今年もこしらえました。
水きりヨーグルト、チーズなど乳製品とよくあいます。
ベーグルにクリームチーズとあわせたり、全粒粉やライ麦のパンにも!
サラダのドレッシングに加えたり、お醤油を少々加えて玉ねぎスライスとあえたり。と、お料理のアクセントにもお使いいただけます。
7月上旬に仕込むことが多いのですが、今年の第一回目は6月中にできあがりました。
梅の収穫時期は梅雨時なので樹上完熟させたいなと思いつつ、雨が続くと実が割れてしまうので、タイミングを見計らって「えいやっ」と収穫せねばなりません。
自給用稲の田植え時期とも重なり目がまわるような忙しさですが、何とか必要最低限の睡眠時間を確保しつつ乗り切ります。
そういう意味でも、完熟梅の香りには本当に癒されますね。
今年のものは「プレザーブスタイル」となっております。梅の実がそのまま「ぎゅっ」と瓶につまっているような、贅沢な仕上がりとなりました。
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