ジャムにしても、チャツネにしても、1種類につき1シーズン中に少ないものでは3釜、多いと5~7釜の仕込み量。
自家産の農産物の生産量が限られていること。
そして、他の作業、例えば農作業・事務処理・発送作業など…と(時間体力気力)の兼ね合い。睡眠時間の確保。といった理由なんですが。
安定して量が作れるようになるともっと多くの人にお届けできるようになるなぁ。…どうすればよいか、いくつか方法は考えられるのですが…というのも今の課題のひとつではあります。
ということを考えつつも、よい材料が少しだけあった場合に、作ろう!と思うイメージが膨らんで、数量限定になってしまったとしても、ひと釜~ふた釜だけでも仕込もうという衝動に駆られることもあります。
材料が限られているといつも以上に慎重に、丁寧に、集中力を高めての真剣勝負!(おおげさ?)
例えば今回2016年2月14日バレンタインデー!!!に心を込めて丁寧に。仕込んだ完熟かぼちゃ(+ラムレーズン)ジャム
いつもよりも糖度の高いかぼちゃなので加える砂糖の量を減らし、かぼちゃの濃厚な風味を生かすためにレモン汁の量もやや減らし。という、まぁ言ってしまえば簡単なことなのかもしれないんですが。
増やす場合には後で多少調整がきいても、減らすのは、やりなおすことが無理なので、ある意味、ほんとうに真剣勝負なんです。
自分の感覚、直感を信じるしかない。
その時に、今目の前にある材料が一番輝くような結果を出す。お届けする先に待っている笑顔を想像して。
農産物は工業製品と違い、気候や収穫時期により「まったく同じもの」ということがありません。
限られた原材料を活かしきる。
そういう意味では毎回が「ライブ」。
熱い気持ちでこれからも取り組んでいくぜエブリバデー!
めいちゃんとみちくさのいつものトーンより熱い感じでお送りしました(笑)
ここのところ聴きこんでいるお気に入りの音楽(それこそギュッと絞れば私から彼らの音楽がしみだしそう)をつくっているバンドのメンバーが同級生(育った地域はちがいますが!)ということもあり。
突っ走り続けていた40代後半で体調を崩すも休養の後に復活、などいろいろなエピソードを目にして一方的にシンパシーを感じて聴けば聴くほど「はまって」います。
そして気づきました。
彼らのバンド名と、わが屋号のリズムが似ているじゃないか!
これからの「めいちゃんとみちくさ」今まで以上に熱い想いをお伝えしてゆきたいと思います。
どーんといこうぜエブリバデー!
(2016年5月2日追記。)「音楽の魔法」
怒涛の柑橘加工が、ほぼ一段落して、ほっと一息ついた4月半ばのある日。毎日の作業工程やら家事とのかねあいやら睡眠時間やらを今後の参考の為にずっとノートに記録していたんですが、3~4時間しか寝ていない日が9日連続というのがあって、ちょっとびっくり。
年々、体力や気力の衰えが否めないな…仕方ないかな、と思っていたんですが、なぜか不思議なことに、この春はちょっと違う。
その睡眠時間がどう考えても足りなさすぎと思われる期間も、不思議なことに昼間眠くもならず頭もはっきりしていて、「リラックスしつつ集中できている」という理想的な状態で仕事ができていました。
冷え取り(なんちゃってなんですが…)がきいてきたのと、2月以降に「事務作業や屋内での作業は音楽を聴きながらだとはかどる」ということに気が付き、CDや、youtubeの再生リストを作って聴きながら作業するようにしたことも大きいみたいです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdP9QLf2D1zRpg0F3YOvO4cZj5VO-NNcg
音楽の魔法かな~!と思ってます。
なんだか体の中の細胞が若返ったような!?確実に5歳は若返った気がします。
あ。外観の衰えは否めません。残念ながら(笑)中身の方だけです~。